東京株式市場、米株上昇一服で売買交錯の展開
ゴールデンウィーク明けの東京株式市場は、米国株市場の上げ足が止まった影響で、日経平均株価が3万6000円台後半でもみ合う展開となっています。米国の関税政策や米貿易収支悪化への警戒感、FOMC発表前の利食い圧力が強まっており、輸出セクターを中心に買い控えが目立っています。一方で、リバウンド局面で出遅れた投資家による押し目買いも入り、下値は底堅さを見せています[1]。
ドル円レート、円高から円安へ転換
前営業日は円高が優勢でしたが、米中の貿易交渉開始報道などを受け、本日朝から円安方向に転じています。日本市場が休場だったことも影響し、方向感の乏しい動きが続いています。本日は米FOMC政策金利発表やパウエルFRB議長会見など注目イベントが控えています[2]。
日経225先物、290円高で寄り付き
大阪取引所の日経225先物は、前週末清算値比290円高の3万7100円で寄り付きました。現物終値（3万6830.69円）に対しても大幅な上値となっています[3]。
雨風太陽、株主優待新設で株価急騰
雨風太陽（5616）が株主優待を新設したことを発表し、SBI証券の夜間取引で株価が一時15％超上昇しました。優待は12月末時点の株主が対象で、産直EC「ポケットマルシェ」での買い物特典などが含まれます[5]。
ルーミス、ATMサービス拡大でバロース買収
ルーミスがATMサービス拡大のため、バロースを7200万ドルで買収。EV/EBITDA倍率6.5倍での取引となり、国内ATM市場の再編が進展しています[4]。
スナック菓子市場、6000億円規模へ拡大
スナック菓子市場は2024年も金額・数量ともに伸長し、小売金額は5817億円、生産金額は4078億円と過去最高を更新。6000億円市場へ向けて各社が生産体制を強化しています[7]。
バイオ医薬品市場、アイソタイプ制御抗体が急成長
アイソタイプ制御抗体市場は2024年に約862億米ドル規模となり、2037年には約1103億米ドルに拡大する見通し。バイオ医薬品産業の成長と個別化医療の普及が市場拡大を牽引しています[8]。
※一次ソースの該当箇所を中心に、直近24時間以内のニュースを整理しました。
※各ニュースの詳細は、記載の一次ソース（[1][2][3][4][5][7][8]）をご参照ください。